
11月10日には、第三回目となる「あさがやまちづくりセッション」が実施されました。今回も司会進行を担当させていただき、地域の方々と阿佐谷の未来について話し合いました。前回のセッションにて、まちの未来を話し合う上でのテーマを考え、その中より今回は「防災」についてセッションを行いました。
早稲田大学 創造理工学部 建築学科教授の矢口先生のご監修の下、「逃げ地図」というワークショップツールを用いり、縁ある阿佐谷の土地において、避難シミュレーションを行い、その中での気づきを共有していきました。
地図の縮尺に合わせ、徒歩で3分(歩行の困難さも考慮してかなりゆっくり)の長さで区切った革ひもを使い、避難地点までにかかる時間を色で分けて塗っていきます。実に単純なワークではありますが、災害時の避難を意識しながら手を動かしてみると、何気なく過ごしている地域に多くの発見を得ることができます。商店街のアーケードやガラスが落下、散乱しているかもしれない。木密地帯により火災が延焼しているかもしれない。階段で高齢者の歩行の困難さや混雑時に群衆雪崩になるかもしれない…などなど。
そんな気づきを、さまざまな年齢構成からなるその地域に住む参加者のみなさんと話し合うことにより、意識を高め、また地域に顔見知りをつくることにより、共助の関係も育みます。

前回同様、今回も各テーブル進行役のコーディネートもさせていただき、日ごろ地域活動と防災活動を共にする心強いメンバーに当日のサポートをいただきました。

Index ネイバーズグッド《2024年12月号》
Topicksすぎなみ みんなの大運動会 大成功!
第三回「あさがやまちづくりセッション」実施しました
町会活動 AIバス旅行へ!
月間インフォメーション
今月のネイバーズ募集
デザインワークス
今後のスケジュール
あとがき(代表コラム)
地域活動と社会教育
