1995年に第一回阿佐谷ジャズストリートが幕開けし、2024年に昨年記念すべき30回のアニバーサリーを迎えました。
地下鉄サリン事件や阪神淡路大震災など暗いニュースが相次いだ当時に、「ジャズでまちを元気に!」と地域から立ち上がったイベント。それから毎年秋にまちを盛り上げ続けてきました。阿佐谷を愛する地域の方々がボランティアで支え続け、まちに根付き、文化となってきています。
現実的に運営メンバーの世代交代も迫られる中、この歴史と想いをカタチにし、次の世代にも繋いでいくべく記念誌を鋭意製作中です。膨大な資料を引っ張り出し、歴史を遡ります。
一大イベントの一大プロジェクトではあるものの、実は制作にあたり大きな課題にも直面しています。ボランティアの任意団体で活動してきているため、資金があるわけではありません。
そこで、昨年の阿佐谷ジャズストリートの開催に併せて、寄付を募るプロジェクトを開始しました。製作には約50万円かかります。1,000円コース、3,000円コース、5,000円コースとそれぞれ記念誌プラスαのリターンを設け募っているものの、ジャズストリート本番を終えて実行委員のみなさんヘトヘトになってしまい、寄付へ向けたPRがうまくできていないこともあり、まだまだ目標金額には届いていません。
先日、実行委員会を開催し、改めてPRのをいただくよう呼びかけをいたしました。
あまり触れたくはない部分ではありますが、歴史を知り、語れる方が年々いなくなってきております。葬儀へ伺う機会も増えてきました。とても大切なプロジェクトだと思っています。どうか、みなさん、この記念誌の完成に向け、お力を貸してください。
第一回目の阿佐谷ジャズストリートから支えてくださった、老舗JAZZ BAR「クラヴィーア」さんも先日1月31日をもって閉店を迎えられました。
幸いお店は残り、こちらも長年ジャズストリートを支えてくださっている豊田チカさんが引き継がれます。まちの文化が大きな節目を迎えています。
「故きを温ねて新しきを知る」そんな気持ちで制作に取り掛かっております。ぜひみなさんご協力のほど、お願いいたします!
プロジェクトの詳細はこちらから
歴史を振り返る過程で、なんと大変貴重な第一回目の開催の模様を押さえた映像が発掘され、昨年の記念企画のトークセッションの際に披露いたしました。
Index ネイバーズグッド《2025年2月号》
Topicks今年もやります!商店街餅つき
30年の歴史を一冊に。阿佐谷ジャズストリート記念誌製作中!
時代の変化に応える商店街支援とは?講演会へ登壇
月間インフォメーション
今月のネイバーズ募集
デザインワークス
今後のスケジュール
あとがき(代表コラム)
地域課題解決へのビジョン