ネイバーズグッド《2026年1月》(2025年下半期合併号)「文化」と「ビジネス」 ほか
まちづくりニュースピックス NEW!
本Webマガジン新コーナーです。気になったさまざまな自治体や商店街、町内会のまちづくりに関する取り組みを毎月々収集し、一言コメントと併せて掲載していきます。私たちも含め、読者のみなさんと情報共有として楽しめるコンテンツとし、互いのアイデアにつなげられたらと思っています。
都内の商店街、自治会の施策や動向、 東京以外での取り組み、そして 防災関係と毎月ピックアップしていく予定です。
様々な自治体さま等より、課題解決や企画のご相談も増えております。気になるテーマ等ありましたらお気軽にご相談ください。
第20回東京商店街グランプリ、大賞は江戸川区「松江大通り商店街」に決定(配信日:2025年12月9日)
東京都内の商店街の優れた取り組みを表彰する「第20回東京商店街グランプリ」の結果が発表されました。大賞には江戸川区の「松江大通り商店街振興組合」が選出されたほか、世田谷区の三軒茶屋銀座商店街振興組合の内田氏が個人賞を受賞するなど、組織的な活動とリーダーシップが評価されました。
引用元:NEWS|TOKYO商店街空き店舗ナビ
「3りんしゃグランプリによる街づくり」が評価されてグランプリに選出されたとのこと。子供たちが三輪車で競うレース大会を中心とした活動で、なんと約30年間継続して開催されておられるようです。松江大通り商店街振興組合さんのホームページを拝見すると、少子化とは思えないたくさんの子どもたちが参加されている様子と、若いボランティアスタッフさんがイベントサポートし、街に根付いている様子が感じられます。
今号のTOPICKでも触れましたが、30年というのは運営陣の世代が変わる時期であり、継承の難しさを伴います。ぜひ見習わさせていただきたいです。何事も始めることは案外簡単。しかし、続けることと、辞めることには何倍もの難しさを伴います。「商店街応援枠」を設けられ、個店の売上が上がる仕組みも作られているとのことで、これが結構大事です。ただ、楽しいだけではなく、まちのためになり、それが商売につながる。それが商店街での取り組みにおける不変的な本質だと思います。
スマートな掲示板を設置、デジタル活用で情報発信(大田区)(配信日:2025年12月24日)
大田区の西蒲田八丁目町会さんが、従来の掲示板に代わり「スマート掲示板(デジタルサイネージ)」を設置しました。貼り替えの手間を削減しつつ、タイムリーな地域情報の提供を可能にするDX事例です。
引用元:地域のニュース|町会いんふぉ
これはずーっとやりたいと思っている取り組み。色々と思考を凝らすも費用面、運用面において大きな課題にぶつかり、なかなか私たちの事業規模では手が届かないとペンディング状態でしたが、これを町会で実現させたことは本当にすごい。今後の展開に期待し、この実例を元に各自治会への補助金につながると嬉しいですね。
「葛飾まるごとバル」で初のインバウンド対応、多言語サービス強化(葛飾区)(配信日:2025年12月9日)
葛飾区商店街連合会が主催する食べ歩きイベント「葛飾まるごとバル」において、初めて本格的なインバウンド対応が導入されました。外国人観光客向けにサービスを追加し、国際的な集客とおもてなしの強化を図っています。
引用元:NEWS|TOKYO商店街空き店舗ナビ
「こち亀」の舞台となる葛飾区。「区内には民泊施設が増え、外国人旅行者の姿をよく見かけるようになりました。その一方で対応に戸惑う声も少なくありません。今回のバルイベントをきっかけにインバウンド対応の感覚をつかみ、今後の集客アイデアに生かしてもらえれば」と葛飾区長連の視点によって実施された模様。初となる英語版パンフを制作され、参加店舗は通常版の167店に対し、英語版は50店が参加されたとのこと。
インバウンド対応は「阿佐谷ジャズストリート」では特に求められるところではありますが、日本語版を作るのに精一杯の予算とリソースの中、「阿佐谷ジャズストリート」の参加店舗もはるかに超える参加店舗数で展開されたことには脱帽。また、「阿佐ヶ谷の飲み屋さん祭り」もいわゆる「まちバル」という仕組みにカテゴライズされ、はしご酒イベントとして、100店を超えることが一つのウリではありましたが、全然伸び代を感じさせられますね。しかしながら、外来客を増やすか、地元の常連さんを増やすか。飲み屋さん祭りの趣旨としては後者。先の松江大通り商店街さんの取り組みしかり、商売につながることと、趣旨とのバランスは非常に難しいところです。
TVアニメ『火喰鳥』とタイアップした消防団員PRポスター配布(配信日:2025年12月3日)
総務省消防庁は、消防団員確保のため、TVアニメ『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』とタイアップしたPRポスターを作成し、全国へ配布しました。地方で課題となっている若年層の入団促進に向けた広報施策です。
引用元:報道発表 – 総務省消防庁
大概、官公庁による制作物は、芸能人を起用されていたり、お金かかっていそうでありながら、どこかズレている感じが否めない印象ですが、これは一見して格好いいと思いました。また、アニメのPRを重心に置き、消防団募集はスポンサー的な立ち位置となっているカタチも新しいカタチに思えます。どうやって、この案件が成立したのだろう?とても気になるところ…!ご担当者の革新性、センスを感じてやみません。
手賀の杜防災組織「防災訓練・避難訓練」実施(千葉県柏市)(配信日:2025年12月23日)
千葉県柏市の手賀の杜(てがのもり)自治会が、防災組織だよりを通じて防災訓練・避難訓練の実施を報告しました。地域住民が主体となって災害時の避難行動を確認する、自主防災活動の定着を示す事例です。
引用元:⼿賀の杜⾃主防災組織だより
『無事です⽬印タオル』掲⽰の実施世帯数が昨年より 104 世帯増加されたとのこと。引用元の資料によると、5町会で936世帯中、77.9%の確認率と、地域の関心の高さと、訓練における認知が勉強させられます。大概、防災訓練というと、避難してくることを想定し、会場に集めがちですが、こういった訓練は盲点でした。杉並区では、自宅が無事であれば、在宅非難が推奨されている中、それであれば、こういった訓練も大切ですね。地域住民が主体となって、この規模を実施されたこともとてもすごいことです。