祭りがつなぐ人と街「阿佐谷七夕まつり」を終えて

　阿佐谷の一大イベント、「阿佐谷七夕まつり」が8月7日（水）〜12日（月）の6日間、行われました。ありがたくも頼ってくださる方が年々増え、この時期は弊社も大忙しです。

　一番古くは南阿佐谷すずらん商店街。遡ること約10年前より、この時期はゴミ拾いをお手伝いしております。（経緯は先月号より）今年も学生さんを中心に約70名の有償ボランティアさんを募り、お祭り期間中の美化に努めました。

　暑さと果てしないゴミの量と、当然のように捨てゆく人々と…心の折れる作業をいかにモチベーションを保ってやってもらえるか。案外、気の張る仕事であります。

　今年の「はりぼて」は3箇所でつくりました。パールセンターでは阿佐谷ジャズストリートとして、実行委員をはじめ、ボランティアさん、バラエティ会場の参加店舗さん、通りすがりの方も交え、ディキシーバンドをつくりました。

　南阿佐谷すずらん商店街では、すぎなみ みんなの大運動会のメンバーを中心に、地域で活動する方やクリエイターなどが集まり、運動会当日の晴天を願った巨大なてるてる坊主をつくりました。

　もう一つは川端商店街。こちらは釣り堀に浮かべる光るはりぼて。商店会の方々を中心に比較的大人の方に集まっていただき、金魚はりぼてをつくりました。色塗りは、商店会の各店各々で人手を募って着色しました。

　各商店街、準備にものすごく負担がかかりますが、コロナの猛威により4年間の中止を経て昨年より再び動き出した中で、やはりお祭りやイベントは、人と街をつなぐ大きな役割を担っていることを実感します。人々が祭りをする起源としては、豊作を願ったりするものだとは思いますが、その地域に生きる人々が一体になるということが真意なのかもしれませんね。

いろいろとデザインもさせていただきました！