あとがき(代表コラム)
ネイバーズグッドの地域活動のウラ側
本Webマガジンでは、どうしても地域活動における記事が占めてしまいますが、こういった活動をし続けられるのも、しっかりとデザインやホームページ制作を受注させていただき、それがエネルギーとなり、我々の生活を支えてくれています。
おかげさまで一つ一つのプロジェクトのスケールや単価が上がるにつれ、実績として外に出しにくくなってきているものも多く、少しもどかしい部分ではありますが、クライアントさまからの弊社への発注というカタチの応援があって地域貢献あります。
本号において、「阿佐谷ジャズストリート」の組織改革に触れましたが、会社の成長に合わせ、社内の組織改革も進んでいます。今月より新たに営業のポジションを設けることにしました。これまでは、人からのご紹介により仕事をつないでいただいておりましたが、間口を拡げ、より単価を上げていくために「攻め」のポジションをつくりました。
改革は「攻め」だけではなく、「守り」も同時に固めていかなくてはなりません。「すぎなみ みんなの大運動会プロジェクト」を代名詞とする杉並区の社会教育事業や「あさがやまちづくりセッション」など、杉並区を中心にそれなりの単価でのご継続案件も増えてきましたが、プロジェクトが長期に渡り、着金までの期間も要してしまうことも少なくありません。
「地域」という弊社の強みを活かすための経営的な観点としては、いかに固定費を削るかにかかります。その辺りも理解ある良きパートナーに恵まれ、デザイン制作における固定費を下げつつも、クオリティーを上げるという難題な構造の組み替えも実現させることができてきました。
また、フリーランス新法や個人情報の取り扱いなど法的な部分は、中小企業にとって、ましてや我々のような小さなベンチャーには実務として取り入れる負担は小さくありません。忙しいなんてことは言い訳にはならず、やらなくてはなりません。経営の現場と管理の間で思いっきり社内衝突することもあります。自分自身、こんなにも人に対して怒ったり、または大きく間違って失望させてしまうとか…、この歳になって経験するとは思いもしませんでした。(人生は年々穏やかになっていくものだと思っていた)
本気でぶつかれば、去る者は去ってしまうし、逆にそれでもついてきてくれる仲間もいます。本当に多くの痛みを伴いました。が、しかし会社としてさらに一つ上のフェーズに片足をかけられたような実感があります。
行政の案件のスケールもそうですが、大手企業さんとの関わりも増えてきました。期待に応えられる会社にしていかなくてはなりません。
Index ネイバーズグッド《2025年3月号》
Topicks今こそ触れたい伝統芸能を阿佐谷で
「阿佐ヶ谷ひとと飲み」企業コラボPRを実施
阿佐谷ジャズストリートの組織改革
月間インフォメーション
今月のネイバーズ募集
デザインワークス
今後のスケジュール
あとがき(代表コラム)
ネイバーズグッドの地域活動のウラ側
