「阿佐ヶ谷ひとと飲み」企業コラボPRを実施

 阿佐ヶ谷の毎月11日は『ひとり飲みの日』として、飲み屋さんが多い阿佐ヶ谷で、ひとり飲みの敷居を下げ、お店や人との出会いを通じ、地域の良さに触れてもらうための文化づくりに携わらせていただいています。元々は「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」という年二回、春と秋とで行っているイベントがあり、それをもっと日常に落とし、今、阿佐ヶ谷近辺に住んでる方、または新しく阿佐ヶ谷に住みはじめた方へ気軽に楽しんでもらうための企画です。

 「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」の発起人であり、実行委員長の想いがあって、コロナ直前の2021年に企画され、コロナ禍を経て企画をマイナーチェンジし、毎月開催という形で現在行っています。

 「阿佐ヶ谷飲み屋さん祭り」とは異なり、この企画実施におけるイベント収入は皆無。ボランティアもしくは持ち出しで毎月運営がされている実態となっています。どの地域活動でも通ずることではありますが、こういった素敵な取り組みは「想い」先行で立ち上がります。だからこそ愛があり、温かく、人を感じることができる内容になっていくのですが、実施し続けることを考えるとやはりどこかで無理は生じてきます。

 そして、この「阿佐ヶ谷ひとと飲み」のことをいうわけではありませんが、大体の地域の取り組みというのは愛や想いがあるゆえに、企業スポンサーとは水と油の関係になりがちです。
 様々な地域イベントを請け負わさせていただいている中で、おかげさまで企業さまからのご提案をいただける機会が増えてきたのですが、企業さまの観点としては、商品を売りたいことが目的にはなります。それは当然です。しかし、やはりそれをそのまま用いてしまっては、地域の方の想いとは相反してしまう部分は出てきてしまうわけです。

 高齢化や担い手不足、資金不足…といった切実な地域課題に直面しているネイバーズグッドの立場としては、この関係が非常にもったいない、と感じています。そして、主催者と、提案いただく企業さんの間に入ってみるとまた違った観点が見えてきたりします。要するに「三方よし」となるための調整(デザイン)を入れることで、うまく交ざり合い、相反していたものは補完関係に変えることができるのです。

 今回、実行委員長のご承諾の下、先方からの企画の調整役に入らせていただき、「阿佐ヶ谷ひとと飲み」にとっても、参加する店舗さんにとっても、また、企業さんにとってもよくなる提案を弊社よりさせていただき、阿佐ケ谷駅の北口、南口にて、アサヒ飲料さんが2月にリニューアルされた十六茶の試供品と併せて、「阿佐ヶ谷ひとと飲み」開催前日となる2月10日にビラ配りを企業さまと一緒に行いました。

 ビラ配りにおける道路使用許可やボランティアさん募集は弊社にて行わさせていただき、アサヒ飲料さんには試供品を300本強のご用意と運搬、配布の協力をいただきました。

 お勤めの方々の帰宅時間に合わせて、3時間ほどの配布時間を予定していましたが、反応がとても情報で1時間強ほどで、予定分を全て捌けることができました。まちの方ともコミュニケーションを取りながら「ひとと飲み」の説明もでき、取り組みの理解も少し拡がることを期待。


Index ネイバーズグッド《2025年3月号》
Topicks
今こそ触れたい伝統芸能を阿佐谷で
「阿佐ヶ谷ひとと飲み」企業コラボPRを実施
阿佐谷ジャズストリートの組織改革

月間インフォメーション
今月のネイバーズ募集
デザインワークス
今後のスケジュール

あとがき(代表コラム)
ネイバーズグッドの地域活動のウラ側


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