今年も高円寺を舞台とした「NEW ばか踊り 2025」を7月に開催します。合計4回のワークショップを行い、うち最終日の7月27日(日)には、ワークショップでみんなでつくった山車を担ぎ、高円寺のまちをパフォーマンスをしながら練り歩きます。


そもそも「NEW ばか踊り」とは、今や高円寺の風物詩として、毎年100万人が熱狂する高円寺阿波おどり。実はその第1回(1957年)は「高円寺ばか踊り」という名前で、若者たちがひょうきんな格好で街を踊る!(というより走り抜けた)ことが、高円寺阿波おどりの起源となっています。この愉快なエピソードに感化され、自由でユーモラスなスピリットを蘇らせる
プロジェクトを「NEW ばか踊り」として、2023年よりNPO法人LAND FESさんと共催で行っています。今年で3回目の開催となり、昨年は、高円寺〜阿佐ケ谷間にあるイベントスペース、「高架下空き倉庫」内にやぐらを建て、自由に踊る!という催しを行い、大変盛り上がりました。






NPO法人LAND FESとは、2011年より舞台芸術の新しい鑑賞方法を普及するために吉祥寺、高円寺、仙川など数々の街を舞台にしたダンスと音楽のパフォーマンス公演を行っており、2014年より、障がい者を対象にしたダンスと音楽のワークショップに発展。「パフォーミングアーツ」「地域コミュニティー」「ダイバーシティー」を創造的に組み合わせたプロジェクトによって、多様性のある社会づくりを目指して活動されています。




まちを舞台にパフォーマンスされることで、弊社が地域コーディネートを担わせていただき、その際のビジュアルデザインもさせていただいております。
そんな座組の中で、代表の松岡さん然り、表現者、アーティストの方々と仕事をさせていただく機会に恵まれますが、感化されることが多いです。ビジネスというフィールドにおいては、お金と関わる方々の社会性が高い方がいい仕事になりやすいですが、表現の世界となると真逆となります。既成概念に捉われていては、新しいものは生まれませんし、感動もなにもありません。突拍子も無いアイデアがあって、それをどう実現させていくか。ときにルールを壊すことも選択肢として持つ必要があるときもあります。
そんな世界に触れる機会があると、いかに私たちは人間によって縛られた世界に生きているのかを感じることがあります。日常にはこびる社会性がくだらなく思ってしまう瞬間すら出てきます。
0か100か、白か黒か、でなくていいと思います。自分の中にひっそりとそういう部分を保っておくことが大切であると、こういった仕事を介していつも感じさせられています。
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Index ネイバーズグッド《2025年7月号》
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今年も開催!「NEW ばか踊り 2025」
新企画「となりのクリエイターズ(仮)」はじめます。
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