商店街と共につくる、阿佐ヶ谷のまちの縁

 2026年3月8日(日)、阿佐ヶ谷の釣り堀で知られる商店街の一角、西蓮寺にて「川端新興会の餅つき」が開催されました。今年で三年目を迎えたこのイベントには、子連れファミリーからカップル、老夫婦まで、幅広い世代の約200名が参加。冬の陽気のなか、威勢よく響く杵の音がまちに活気を届けました。

普段は商店会と縁遠い方々が、顔を出してくれた

 今回特に嬉しかったのは、普段なかなか商店会活動に関わることのないマンション住まいの方々が多く足を運んでくださったこと。川端新興会は、商店会と町会が一体となった自治会です。しかし役員として日々動いているのは、個人商店の店主たちがほとんど。一人で店を切り盛りしながら自治会運営も担う、その忙しさは想像に難くありません。月一回の役員会は町会会員にも開かれていますが、参加者はごく限られているのが現状です。

ネイバーズグッドの役割——「実働サポート」という関わり方

 ネイバーズグッドは、このイベントの企画・準備からボランティア募集、当日の運営までを一貫して担いました。やりたいことや目的は商店会の皆さんに決めていただく。その先の実働を、私たちがサポートする。それが今回の役割分担です。

 日々の営みで手一杯の商店会役員さんの負担を減らしながら、地域イベントを継続的に届けていく。この「黒子としての伴走」こそ、ネイバーズグッドがまちづくりに関わる際に大切にしているスタンスです。

13名のボランティアが、イベントを支えてくれた

 自治会のイベントでは、運営を担う人手の確保がしばしば課題になります。川端新興会に限らず、役員だけでは当日の運営を賄いきれないケースは少なくありません。

 そこでネイバーズグッドでは、地域に向けてボランティアを公募しています。今回は13名の方にお集まりいただき、当日の運営を力強く支えていただきました。ボランティアへの参加は、地域のイベントに「関わるきっかけ」でもあります。商店会や町会の活動に直接参加するハードルは高くても、一日だけのボランティアなら一歩踏み出しやすい。そういった「関わりしろ」をつくることも、私たちの大切な役割だと考えています。

それぞれのまちの課題に、それぞれのかたちで

 「助け合いの地域社会へ」——これはネイバーズグッドが掲げるミッションです。商店街によって、抱える課題も、使える時間も、求められる関わり方も異なります。画一的な支援ではなく、それぞれのまちの実情に寄り添いながらコミットする。その積み重ねが、地域のつながりを少しずつ豊かにしていくと信じています。

 川端新興会との三年間、そして13名のボランティアの皆さんと迎えた200名の笑顔。阿佐ヶ谷のまちが、また少し温かくなった一日でした。


Index ネイバーズグッド《2026年4月号》
Topicks
商店街と共につくる、阿佐ヶ谷のまちの縁
あさがやまちづくりセッション登壇を終えて
営利企業としての社会貢献

月間インフォメーション
今月のネイバーズ募集
デザインワークス
今後のスケジュール
まちづくりニュースピックス

あとがき(代表コラム)
公益を考える

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